大人のためのサイドカーという選択 サイドカーの魅力 サイドカーに乗るのは、人や荷物だけじゃない。サイドカーには、こだわりも乗せられる。

公道でサイドカーを見つけると、思わず声を上げてしまう。それは頭で考えているものではなく、完全に条件反射だ。サイドカーは、本能に語りかけてくる。愛される理由がきっとあるはずだ。

Charm1 大きく、豪華で堂々とした存在感

オートバイのスマートなイメージに対し、その大きさはギャップを感じさせ、よりモダンで、威風堂々とした雰囲気を醸し出す。事実、大型のものになれば、高級セダン以上の車幅になり、その存在感は他を圧倒します。

一般のオートバイと異なり、自立して走行できるサイドカー。近くで見ると、その 大きさに圧倒される。

サイドカーに触れると、自然とみんなが笑顔になる。不思議な乗り物だ。

大切なパッセンジャーを厳しい風雨から守り、長距離走行での疲労は、二輪より 大幅に軽減される(左)。アシンメトリー(左右非対称)な形状により、周囲から高 い視認性を誇ることが安全性にも繋がる(右)。

Charm2 自動車ともオートバイとも違う未知の乗り物としての魅力

見た目はオートバイだが、オートバイより優れた積載性を持つなど自動車との共通点も多く見られます。そんな特徴と独特のたたずまいは、希少価値を生み、いつの時代も周囲の注目の的であり続けました。サイドカーは自動車ともオートバイとも違う全く新しい乗り物として認識すべきでしょう。ひとたび公道に出れば、老若男女の目にとまり、見ただけで嬉しい気持ちにさせてしまう。こんな乗り物が自分のものだったら、楽しくない訳がありません。

Charm3 乗れば乗るほど奥が深い乗りこなす楽しみ

自動車ともオートバイとも乗り味が違うということは、それだけでひとつの楽しみと言えます。オートバイと比べ、大きさや車幅はかなり広いが、実は想像するよりずっと小回りが利き、俊敏な性能を持っています。熟練者になればなるほど、そのギャップが大きな魅力となります。

Charm4 側車を取り付け、自らハンディを背負う潔さがいい

より多くの人や荷物を運びたいのであれば、自動車の方が優れています。疾走るという機能を追求すれば、オートバイの方が優れています。利便性を追求していけば、決してサイドカーには行き着くことはありません。そこにあるのは、個性の追求とあくなきこだわりと言えるでしょう。

Charm5 自動車とオートバイを何台も乗り継いだベテランの証(あかし)

サイドカーの魅力の多くはひと癖あるものが多く、そのすばらしさを理解するのにある程度の気持ちの余裕が必要だからなのかも知れません。サイドカーには気品ある大人のライダーが似合います。

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